2026年9月20日(日)、大雨の中、両国を歩いてきました。
行き先は2つ。昼過ぎから閉館近くまで江戸東京博物館で過ごし、夜は予約が取れなかった「とんかつ はせ川」に並んで入りました。
どちらも駅からすぐなので、雨の日の両国は「博物館+とんかつ」で一日がきれいにまとまります。この記事では、博物館の見どころと所要時間、はせ川に予約なしで入るときの並び方をまとめます。
雨の日の両国・半日の回り方
| 時間の目安 | 行き先 | ポイント |
|---|---|---|
| 15:00〜17:00 | 江戸東京博物館(常設展) | 常設展だけで約2時間。チケットはオンラインで先に買っておくと安心 |
| 17:00〜 | とんかつ はせ川 | 夜の営業は17時から。予約なしなら開店直後が狙い目 |
私たちは17時すぎに博物館を出て、はせ川に着いたのは17時半ごろ。その時点で店内は満席でした。博物館を少し早めに切り上げて開店の17時に着くようにすれば、待たずに入れたかもしれません。
江戸東京博物館は「雨の日に行く場所」として最適だった
駅からすぐ、しかも建物が大きい
江戸東京博物館は、JR両国駅(西口)から徒歩3分、都営大江戸線の両国駅(A3・A4出口)からは徒歩1分です。駅から国技館の横を通ってすぐなので、傘を差して歩く時間は数分で済みます。

着いてみると、とにかく大きな建物です。館内は広く、展示だけで何時間も過ごせるので、**「雨が止むまでどこかで時間をつぶす」ではなく、「雨の日だからこそ一日ここで過ごす」**という使い方ができる施設でした。
江戸東京博物館は2022年から大規模改修で休館していて、2026年3月31日にリニューアルオープンしたばかりです。
私たちが行ったのはシルバーウィーク中の日曜日。館内はかなり混雑していて、1階のチケットうりばにも当日券を買う人の列ができていました。チケットの買い方は、このあと詳しくまとめます。
江戸時代から昭和まで、「実物」と「再現」で歩ける
常設展は、江戸時代から近現代までの東京の歴史を、時代順にたどっていく構成です。
教科書で知っていることでも、実物の資料や再現された建物を目の前で見るのは楽しかったです。

展示室に入ってまず目に入るのが、吹き抜けの大空間に建つ再現建物です。写真の時計塔の建物は、明治時代の銀座にあった服部時計店の再現。こうした大きな再現建物が展示室の中にいくつも建っているので、歩いているだけで街の中にいるような気分になります。
江戸の町を再現した大きな模型
江戸ゾーンでとくに人が集まっていたのが、大きな模型の数々です。


御殿の模型は、門の金色の装飾まで作り込まれています。江戸の町並みのジオラマは、通りを歩く人形のひとつひとつまで作り込まれています。展示台を囲んで上から見下ろす形なので、町を空から眺めているような感覚です。
武家の文化のコーナーには、徳川家康の坐像(複製)も展示されています。

長屋や屋台の再現で、当時の暮らしを想像する
当時の建物を再現した展示も多く、庶民の暮らしがよく分かります。

長屋の部屋には、布団やたらい、壁に掛けた着物まで置かれていて、当時の生活の様子に思いを馳せることができました。
屋台の再現も見応えがあります。お寿司の屋台では、説明パネルによると江戸の寿司は今より一貫が大きく、赤酢を使うのでシャリが赤っぽかったそうです。

見るだけではなく、体験できる展示もあります。私は大八車を引いてみたり、明治の「だるま自転車」にまたがってみたりしました。
明治〜昭和ゾーンも見逃せない
後半は明治以降の東京です。浅草にあった12階建ての塔「凌雲閣」の模型や、昭和の自動車、団地の部屋の再現などが続きます。


江戸の長屋から始まって、最後は昭和の団地の台所にたどり着く。東京の暮らしの移り変わりを、時代順にひと続きで見られるのが常設展の特徴です。
常設展だけで約2時間。特別展や図書室まで回るなら一日がかり
私たちが常設展示室にいたのは、15時すぎから17時すぎまでの約2時間です。
さらに館内には、今回は時間がなくて行けなかったものが2つあります。
- 特別展「豊臣兄弟!」(2026年9月15日〜11月8日)… 豊臣秀吉と弟の秀長をテーマにした特別展。1階の特別展示室で開催中
- 7階の図書室 … 江戸・東京に関する本や資料を調べられる
常設展だけで2時間、特別展も見て、図書室にも寄るなら、丸一日楽しめる施設です。特別展も見たい人は、昼前には入館するのがおすすめです。
混雑する日はオンラインチケットを先に買っておく
当日券うりばに列ができていたので、混みそうな日(週末・連休・雨の日)はオンラインで事前に買っておくのがおすすめです。公式のオンラインチケット(Webket)で、常設展・特別展どちらのチケットも買えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入先 | 江戸東京博物館の公式サイト「料金・チケット」ページから、オンライン販売ページ(Webket)へ |
| 買える券種 | 常設展:一般・65歳以上・大学生・高校生/特別展:一般・65歳以上・大学生 |
| 中学生以下 | 常設展は無料。有料チケットを買うと、中学生以下のQRコード付きチケットも一緒に受け取れる |
| 支払い方法 | クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEX)、PayPay |
| チケット | 日付を指定して購入するQRコード付きチケット |
| 注意 | 購入後の払い戻し・日時変更はできない |
オンラインで買っておけば、当日券うりばで買う手間が省けます。上の表にない割引(各種手帳の提示など)は、当日に1階のチケットうりばで確認してください。
購入はこちら → 料金・チケット|江戸東京博物館
閉館時間に注意
日曜日は17:30閉館(入館は17:00まで)です。私たちは15時に着いたので、常設展を見終えたところで時間切れでした。土曜日だけは19:30まで開いています。
家族連れにも、暑い日にもおすすめ
天気を気にせず、歴史を学びながら一日過ごせるので、家族連れや真夏の暑い日、そして今回のような雨の日の行き先にぴったりです。
家族で行く場合に知っておきたいのが料金面です。中学生以下は常設展が無料。さらに毎月第3土曜日とその翌日の日曜日は「家族ふれあいの日」で、都内在住で18歳未満の子どもを連れた保護者(2名まで)は常設展が半額になります。
江戸東京博物館の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都墨田区横網1-4-1 |
| アクセス | JR総武線「両国駅」西口 徒歩3分/都営大江戸線「両国駅」A3・A4出口 徒歩1分 |
| 開館時間 | 9:30〜17:30(土曜日は19:30まで)※入館は閉館30分前まで |
| 休館日 | 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始 |
| チケット購入 | オンライン(Webket・日付指定)/1階チケットうりば(当日) |
| 常設展観覧料 | 一般800円/大学生480円/高校生300円/65歳以上400円/中学生以下無料 |
| 特別展「豊臣兄弟!」 | 特別展専用券2,100円/特別展・常設展セット券2,740円(一般・当日) |
| 私の滞在時間 | 常設展のみで約2時間 |
※料金・開館時間は2026年9月時点の公式サイトの情報です。最新情報は江戸東京博物館の公式サイトで確認してください。
夜ご飯は「とんかつ はせ川」。予約なしでも入れた
博物館を出たあとは、雨の中、駅のほうへ歩いて夜ご飯へ。
向かったのは、両国駅のすぐ近くにある「とんかつ はせ川」です。店先に「平田牧場三元豚」の看板が掛かった、予約が埋まるほどの人気店です。

予約はいっぱい。でも「当日来店枠」がある
実はこの日、事前に予約しようとしたのですが、予約はすでにいっぱいで、当日予約もできませんでした。
ただ、はせ川は予約なしで来店するお客さん用の枠(当日来店枠)があるお店です。そこで、予約なしでお店に行ってみることにしました。
17時開店、17時半に着いたらもう満席
お店の夜営業は17時からです。私たちが着いたのは17時半ごろ。この時点でお店はすでに満席で、店の前で待つことになりました。
ただ、ラッキーなことに待っている人の中では一番最初。15〜20分ほど待って席に案内されました。
待ち方のルール:記帳なし・列を離れたら並び直し
予約なしで行く人にいちばん伝えたいのがここです。
- 名前を書く帳簿(ウェイティングリスト)はありません
- お店の前に列を作って並んで待ちます
- 列を離れて別の場所に行くと、並び直しになります
「名前だけ書いて近くで時間をつぶす」ができないので、雨の日は傘を差して店先で待つことになります。店先にはベンチがありますが、待つ人が多ければ座れないかもしれません。
予約が取れなかった日は、開店の17時に合わせて早めに行くのがいちばんの対策です。
注文したのは「はせ川とんかつ」と「ひれかつ」

私が頼んだのは、お店の名前がついた「はせ川とんかつ」(180g・3,000円)。上ロースににんにく・しそ・チーズをそれぞれ挟んだかつが一皿に盛られた、限定メニューの定食です。

1皿でいろんな味を楽しめるのがよかったです。衣はサクサクで、かつはプリプリ。とても美味しかったです。かつは網の上にのせて出てきます。
妻が頼んだのは「ひれかつ」(140g・2,200円)です。

ひれかつも身が引き締まっていて、とても美味しかったです。
定食にはご飯とみそ汁が付きます。ご飯とキャベツはおかわりができ、2回目以降は有料(ご飯350円・キャベツ250円)とメニューに書いてありました。
とんかつ はせ川(両国店)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都墨田区両国3-24-1 両国尾崎ビル103号 |
| アクセス | JR両国駅からすぐ |
| 営業時間 | 昼 11:30〜15:00(土日祝は11:00〜)/夜 17:00〜22:30(L.O.22:00) |
| 定休日 | 年中無休(12月30日〜1月3日は休業) |
| 電話 | 03-5625-2929 |
| 予約 | ネット予約あり(満席でも当日来店枠あり) |
| 私たちが頼んだもの | はせ川とんかつ 3,000円/ひれかつ 2,200円(税込・2026年9月) |
| 英語メニュー | あり |
※営業時間は2026年9月時点の公式サイトの情報です。
まとめ:雨の日の両国は「博物館+とんかつ」で決まり
- 江戸東京博物館は、駅から徒歩数分で建物も大きく、雨の日の行き先に最適。常設展だけで約2時間、特別展や図書室まで回れば一日楽しめる
- 混雑する日は当日券うりばにも列ができる。チケットは公式のオンライン販売(Webket)で先に買っておくと安心
- 実物と再現で江戸〜昭和の暮らしを見られるので、家族連れや暑い日・雨の日にもおすすめ
- 夜の「とんかつ はせ川」は予約が埋まっていても当日来店枠あり。ただし記帳はなく、列を離れると並び直し。確実に入るなら開店の17時を狙う
- はせ川とんかつはにんにく・しそ・チーズの3種で食べ比べ。ひれかつは身が引き締まっていて美味しい
雨の日は「どこにも行けない日」になりがちですが、両国なら濡れる時間はほとんどなく、歴史とおいしいとんかつで一日が埋まります。雨予報の週末に、ぜひ行ってみてください。
雨の日の散歩は、北海道の小樽でも経験しています。旅先で雨に降られたときの過ごし方は「小樽の雨の日の過ごし方」にまとめました。晴れた日に歩くなら、東京近郊の「陣馬山〜高尾山の縦走記録」もどうぞ。


