東京で日帰り温泉に行くと、たいてい1,500円から3,000円くらいかかります。都心の大型スパなら3,000円を超えることも珍しくありません。
そんな中、平日920円で、天然温泉・露天風呂・サウナ・水風呂、そして外気浴用の椅子まで揃っている施設があります。
京王線の仙川駅から徒歩5分、「天然温泉 仙川 湯けむりの里」です。
私はこれまで東京近郊の日帰り温泉を14軒ほど回ってきましたが、「普段使いできる温泉」という基準で選ぶなら、ここが1位です。理由は単純で、新宿から30分ほどで着いて、平日なら1,000円を切るから。この2つが両立している施設は、東京ではほとんど見かけません。
この記事でわかること
- 平日920円で何がどこまでできるのか
- サウナ → 水風呂 → 外気浴が「完結する」構造
- 全12種類の湯船の中身(日本初の設備あり)
- 平日夕方は空いているという実用情報
- 岩盤浴+漫画で一日過ごす使い方
- 都内の他施設と比べてどれくらい安いのか
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 天然温泉 仙川 湯けむりの里 |
| 所在地 | 東京都調布市 |
| アクセス | 京王線「仙川駅」から徒歩5分 |
| 営業時間 | 10:00〜24:00(最終受付23:30) |
| 入館料(平日) | 920円 |
| 入館料(土日祝) | 1,050円 |
| 岩盤浴「Surga(スールガ)」 | 700円(別途)/10:00〜23:15・最終受付22:30 |
| 回数券 | 入浴10回分 8,500円/岩盤浴10回分 6,300円 |
| 湯船・サウナ | 内湯12種類+露天岩風呂 |
| 泉質 | メタケイ酸を豊富に含む「美肌の湯」 |
| 公式サイト | 天然温泉 仙川 湯けむりの里 |
※料金・営業時間は 2026年8月時点 の情報です。訪問前に公式サイトのご利用案内でご確認ください。
結論:「通える温泉」を探しているなら、ここです
先に結論です。
- 平日920円で、露天もサウナも水風呂も外気浴も全部ある。 何かを我慢する必要がありません
- 新宿から30分圏内。わざわざ感がなく、思い立った日に行けます
- 平日の夕方は空いています。 仕事帰りに寄って、並ばずにサウナに入れます
「月に一度の贅沢」ではなく、「週に一度の習慣」にできる温泉——これがこの施設の価値です。
① 920円で「一通り堪能できる」という強さ
この施設の本質は、安さそのものではなく「安いのに削られていない」ことです。

低価格の温浴施設は、たいていどこかを削ります。露天がない、サウナが小さい、水風呂がぬるい、休める場所がない。ところがここは、平日920円で一通りが揃っています。
湯船は全部で 12種類。公式サイトの施設案内をもとに整理すると、こうなります。
内湯
- 白湯
- リラクゼーションバス
- ジェットバス
- バイブラバス
- 座・マッサージ
- シェイプアップバス
- スーパージェットバス
- 高濃度炭酸泉 電気マッサージ風呂(日本初)
- 絹の湯(超音波で微細な泡をつくる気泡風呂)
- 水風呂
- サウナ
- 仙蒸洞(蒸し風呂・女性限定)
露天
- 露天岩風呂
- 絹の湯
「日本初の高濃度炭酸泉 電気マッサージ風呂」は、炭酸泉と電気風呂を組み合わせたもの。低周波でビリビリきます。好き嫌いが分かれますが、肩や腰が固まっているときにはよく効きます。
露天は竹などの植栽に囲まれ、白木造りの屋根がかかっています。昼は空、夜は月が見える設計です。
② サウナ → 水風呂 → 外気浴が、ここで完結する
私がこの施設を1位に置いた決め手は、実はこの一点です。
露天スペースに、ゆったり座れる椅子が用意されています。
サウナのあとに水風呂に入って、そのまま露天の椅子に腰かけて外気浴をする。この一連のサイクルが、施設の中で完結します。
当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、外気浴の椅子がない施設は本当に多いです。露天があっても、湯船の縁に腰かけるしかない。あるいは椅子はあっても数が足りず、いつも埋まっている。
サウナ→水風呂→外気浴の流れは、最後の外気浴でようやく完成します。そこが用意されていない施設は、どれだけサウナが良くても物足りません。
920円でこのサイクルが回せる。これが「コスパがいい」の中身です。
③ 湯は透明で、肌ざわりが優しい
湯の色は基本的に透明です。濁り湯や黒湯のような見た目のインパクトはありません。
ただ、入っていると肌ざわりが優しいと感じます。とげとげしさがなく、すっと馴染む感じです。
これは気のせいではありませんでした。公式の説明によると、この温泉は 天然の保湿成分「メタケイ酸」を豊富に含む、澄明で清らかな湯とされています。メタケイ酸は肌の新陳代謝を促す成分で、いわゆる「美肌の湯」の指標になるものです。
透明で、肌ざわりが優しい。 体感と泉質の説明がぴたりと一致していて、なるほどと納得しました。派手さはありませんが、毎週入っても飽きない湯というのは、こういう湯のことだと思います。
④ 平日の夕方は、空いています
実用的な話をします。
土日は、やはり混みます。 人気施設なので当然といえば当然です。
一方、平日は空いています。 とくに 仕事終わりの平日夕方は狙い目で、
- サウナに並ばず入れます
- 外気浴の椅子も、それなりに空いています
この2つが確保できるかどうかで、満足度はまるで変わります。サウナで10分待ち、出たら椅子が全部埋まっている——という状況になると、せっかくのサイクルが崩れます。
営業は24時まで(最終受付23:30)。仕事帰りに寄って、1時間半ほど過ごして帰るという使い方が現実的にできます。私が「通える施設」と言っているのは、この時間設計も含めての話です。
⑤ 岩盤浴+漫画で、一日過ごすこともできる
丸一日いたい日には、岩盤浴(別途700円)を追加します。
- バリ風の内装で、入館中は追加料金なしで何度でも出入りできる(岩盤浴エリアの営業は10:00〜23:15・最終受付22:30)
- 岩盤浴スペースに漫画があり、これがかなり読める
- 食事処も広く、テーブル席と座敷がある
汗をかいて、漫画を読んで、また湯に浸かって、食事をする。気づいたら夕方になっています。
入館920円+岩盤浴700円で 1,620円。これで一日過ごせると考えると、都心のスパ施設の入館料だけで消える金額です。
ただし正直に書いておくと、私は岩盤浴を毎回使うわけではありません。 「今日は一日ここにいる」と決めた日だけです。普段は920円だけ払って、風呂とサウナで帰ります。その選択ができるのも、岩盤浴が別料金だからこそです。
⑥ 東京近郊の他施設と比べると
同じ「平日・大人・2026年8月時点」で並べてみます。

| 施設 | 平日入館料 |
|---|---|
| 東京都の銭湯(統制額) | 600円 |
| 仙川 湯けむりの里(調布) | 920円 |
| 竜泉寺の湯 八王子みなみ野 | 950円 |
| 温泉バルコニー キング&クイーン(所沢) | 950円 |
| 国立温泉 湯楽の里 | 1,000円 |
| 稲城天然温泉 季乃彩 | 1,000円 |
| 深大寺天然温泉 湯守の里(調布) | 1,080円 |
| 高井戸天然温泉 美しの湯 | 1,100円 |
| 京王高尾山温泉 極楽湯 | 1,100円 |
| 東京荻窪天然温泉 なごみの湯 | 2,300円 |
| よみうりランド 花景の湯 | 2,300円 |
| テルマー湯(新宿) | 3,100円 |
※施設名はリンクになっています。当ブログに記事があるものは記事へ、それ以外は各施設の公式サイトへ飛びます。
この一覧の中で、920円は銭湯を除けば最安です。しかも銭湯にはたいてい露天がなく、サウナは別料金です。
東京都の銭湯は2026年8月1日から600円になりました。銭湯でサウナに入ると 600円+サウナ代300〜480円 = 900〜1,080円。つまり、銭湯でサウナに入るより、ここに来るほうが安いことになります(この話はなごみの湯と小杉湯を比べた記事で詳しく書いています)。
さらに 入浴10回分の回数券が8,500円(1回850円)。通うつもりなら、ここまで下がります。
こんな人に向いています
向いている人
- 定期的に通える温泉を探している人
- サウナ→水風呂→外気浴のサイクルをきちんと回したい人
- 新宿・渋谷方面から30分程度で行きたい人
- 平日に動ける人(空いている+920円)
向いていないかもしれない人
- 珍しい湯(濁り湯・黒湯)を求めている人 — ここは透明な湯です
- 土日にしか行けない人 — 混雑は覚悟してください
- 絶景を求めている人 — 落ち着いた露天ですが、眺望はありません
まとめ:これが「1位」の理由です
- 平日920円で、露天・サウナ・水風呂・外気浴がすべて揃う
- 露天に外気浴用の椅子があるので、サイクルが施設内で完結する
- 湯は透明で肌ざわりが優しい(メタケイ酸を含む美肌の湯)
- 平日夕方なら、サウナに並ばず椅子も空いている
- 岩盤浴(+700円)を足せば一日過ごせる
- 新宿から30分・仙川駅から徒歩5分
もっと設備が豪華な施設も、もっと景色がきれいな施設も知っています。それでも私がここを1位にするのは、「また来週も来られる」という一点において、ここに勝る施設が見当たらないからです。
温泉は、特別な日のものだけではありません。日常の側に置ける温泉を探しているなら、一度行ってみてください。
公式情報リンク集
料金は変わることがあるので、行く前に公式で確認するのが確実です。
| 知りたいこと | 公式ページ |
|---|---|
| 施設全体 | 天然温泉 仙川 湯けむりの里 |
| 料金・営業時間 | ご利用案内 |
| 湯船12種類の詳細 | 施設案内 |
| 岩盤浴 | 岩盤浴 |
| 食事 | お食事処 |
| マッサージ等 | 癒し処 |
| 行き方 | アクセス |
| イベント・替わり湯 | イベント情報 |
| よくある質問 | FAQ |
公式SNS
替わり湯やイベントの告知は、SNSが一番早いです。
- X(旧Twitter): @yu_sengawa
- Instagram: @sengawa_yukemurinosato
- Facebook: 仙川 湯けむりの里
関連記事
- 【深さ2m】水風呂に飛び込める温泉施設「キング&クイーン」|池袋から40分・平日950円
- 【花景の湯】露天風呂から東京を一望。生涯で一番きれいだった景色
- 【荻窪 なごみの湯 vs 高円寺 小杉湯】2,300円と600円、中央線で風呂に入るならどっち?
- 【東京近郊】日帰り温泉ガイド|14軒を実際に回って選んだ結論(執筆予定)

